『成長ホルモンを味方に!』
『成長ホルモン』という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。では、この『成長ホルモン』を最大限に引き出すには、どうすればいいのでしょうか?
【『成長ホルモン』とは…?】
「成長」という名前がついているので『成長ホルモン=子供の成長に関わるホルモン』というイメージを持っている方が多いかと思いますが…
成長ホルモンは小児の成長のためだけに働くものではなく、「若返りホルモン」とも言われ人間の一生にわたって作用しています(^-^)
『成長ホルモン』とは→正式名称を「ヒト成長ホルモン(hGH)」といい、
・骨や筋肉を丈夫にする
・代謝を活発にする
・臓器を修復
・再生する働きがある…etc
若さや健康を保つために極めて重要な役割を果たしています。しかし、加齢とともにこの成長ホルモンの分泌が少なくなり、体の機能が低下してしまいます。
【『成長ホルモン』はどんな時に分泌される?】
『成長ホルモン』は、下垂体から分泌されるホルモンのひとつです。脳の下垂体から分泌され、主に睡眠時に分泌されるます。
「あ~!だから、寝る子は育つっていうのね。では、いっぱい寝れば大丈夫じゃない!」と高を括ってしまう方がいらっしゃるかもしれませんが、残念ながら、そういうワケにはいきません(-_-;)
成長ホルモンの分泌量は、思春期前の値を100%とすると→思春期後期で多くなり、200%と2倍くらいになります。
しかしながら、その後はどんどん少なくなり→20歳台では50%…
→30~40台では30%…
→60歳では20%…くらいまで減少します。
ですから、年齢を重ねれば重ねるほど、寝てるだけでは体の機能が低下してしまうのです。
では、アナタの身体の不調をチェックしてみましょう!
□に✔️がついた方…その症状は、『成長ホルモン』の分泌が足りないからかもしれません(-_-;)
【『成長ホルモン』が出るようには何が必要?】
それは、『成長ホルモン』を出すためのトレーニングをすることです。
つまり…筋トレのような運動が重要となってきます!
それは→筋トレ(*無酸素運動)を行うことで発生する乳酸が、脳を刺激し→成長ホルモンの分泌を促すからです。
筋トレ中に発生する血液中の成長ホルモンの濃度は、な・なんと→3~4倍!
『成長ホルモン』が出ても、残念ながら子供の時のように身長が伸びたりはしませんが、『成長ホルモン』が出ることにより『代謝』が上がり、身体のチェック表☑️に記した症状が改善されます!
子どもから大人まで、あらゆる年齢に必要な『成長ホルモン』!
次回は「筋トレ」のモチベーションを上げるために、もう少し詳しく「成長ホルモンの働き」についてお話します。
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